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【ラノベ】ようこそ実力至上主義の教室へ0巻 感想 ホワイトルームの誕生の秘密

 

はじめに

ようこそ実力至上主義の教室へ 2nd Season 第1巻 [DVD/Blueray]の特典として付属されるようこそ実力至上主義の教室へ0巻の感想になります!

 

325ページも有り本編にも関係しそうな話だったので、正直これを特典としてではなく普通に書籍として発売した方が良いのでは。と思ってしまいました(´・ω・`)

 

綾小路の父、篤臣がどのような人物か? ホワイトルームとはどういう場所か?などが描かれており、よう実ファンとしては必見の内容となっております!

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あらすじ

綾小路清隆が高度育成高校に入学する約20年前。1人の男がいた。綾小路篤臣。31歳。政治家。格差社会の日本で持たざるものとして生まれた篤臣だが、膨張し続ける野心を胸に派閥のトップ直江仁之助に付き従い、汚れ仕事を行ってきた。直江はこれまでの苦労に報いるチャンスとして、1つの極秘プロジェクト----政府直属の人材育成計画、機関の設立を提示する。奔走する篤臣はそれを結実、設立した施設をこう名付ける----ホワイトルーム、と。そして彼はもう一つ、ある計画をスタートさせていた。それは自らの実子をホワイトルームに参加させるというもの。全ての始まり。これは綾小路清隆を「解剖」する物語----。

 

※当記事はここから2年生編もネタバレが含まれますのでご注意ください(特典の内容のため全ては触れないようようにします)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

感想

綾小路篤臣

 本編でも時折登場した綾小路の父親ですが、あのオーラから清隆並の優れたものがあるのかと思いましたが学歴や体力も人並みでしたが、野心だけは人一倍有り、ある政治家の元で汚い仕事でもなんでもこなし政治家として生きてきました。

 

 この巻では政治家の闇が触れられており、少しでも気を抜けばいつでもその立ち位置を誰かに取られかねない環境下で働いており、そんな中生き残っている篤臣は本編のあの強者溢れるオーラは納得してしまいました・・・

 

 本編では描かれなかった篤臣の人物像がしっかり描かれているので苦労人としての親近感が少しわきました(笑)

ホワイトルームの誕生

 政治の道具として発足されたプロジェクトがホワイトルームでした

 全てが白い理由は塗装に掛ける予算節約のためと少し笑ってしまいました

 

 ホワイトルーム内の研究者も曲者揃いで篤臣自ら面接で選抜した者たちでホワイトルームができあがるまでの過程を知ることができます!

 

 ホワイトルームでは、10段階のカリキュラムと難易度ごとに分けられており各学期性に何段階目を適用するかを考えながら進められている。

■各学期のカリキュラム■
1期生:1段階目
2期生:2段階目
3期生:3段階目
4期生:βカリキュラム
    ⇒綾小路
5期生:4段階目
    ⇒八神、天沢
6期生:5段階目
7期生:6段階目
8期生:4段階目と5段階目の組み合わせ

 

 1段階上がるごとに難易度が上がり、常人では6段階目で耐えられないため8期生以降は難易度が下げられています。

 そんな中、清隆が在学していた4期生はβカリキュラムと言われる最難関のカリキュラムが適用されていた。清隆はそこで1人だけ脱落せずに生き残った稀有な人材となっていました。

 5期生以降は感情も取り入れるようになっているとのことで、八神や天沢に清隆よりも感情が豊かなことも腹落ちしました!

 八神に関してはこの憎悪の感情のせいで清隆に敗北したようにも思えますが・・・(笑)

 

 清隆はホワイトルーム内でも強さは別格だと本編を見ても分かっていましたが、0巻で清隆がさらに雲の上の存在だと把握できました。。 これは5期生では歯が立たないのは納得です:(´◦ω◦`):
 
 篤臣や研究者が清隆と同じ存在を作れるように躍起になっていますが、ホワイトルームという教育機関によって清隆が作られたのか、元からの才能なのかがとても興味深い議題でした

おわりに

 特典ラノベのため、この記事では詳細には触れていないことも多いです。。

 以下が他にも0巻では語られています!

  1. 綾小路の母について
  2. 石上や神崎の子供時代
  3. 4期生のクラスメイト
  4. 何でも屋月城との出会い
  5. 坂柳親子と綾小路篤臣の関係

 

 綾小路の母や、4期生のクラスメイトは印象的なキャラなので本編でもどこかで関わってくるのでは?と考えています。

 クラスメイトに関しては1人雪という女の子がいます(試し読みの挿絵でも登場します)が、その子と清隆の関係は0巻を読んでいて胸が締め付けられるような感覚になりました(((;゚Д゚))) これは読んだ人でしたら共感してもらえると思います。。

 

 月城の0巻での謎の強キャラ感は笑ってしまいました。完全な篤臣の味方というわけでも無さそうと分かったので本編でも再登場してほしいですね~

 

 0巻は単なる特典として甘く見ていましたが、本編と同様の満足感があり買ってよかったと思っています!

 DVD/Bluerayが少々高いですが:(´◦ω◦`):

 

 気になった方は是非手に取ってみていただきたいです!

 もし本編にも関わるとしたら、限定特典ではなくどこかで書籍として出てくるかもしれませんのでそこまで『待つ』のも手かもしれませんo(´∇`*o)

 

 また、ホワイトルーム凍結の空白の1年間も衣笠先生は用意しているので、よう実3期のアニメ第1巻に限定特典として付くかもしれません!楽しみに待っております!

その他、よう実の感想は以下です!

www.rabbitcorpblog.com