8巻の感想はこちらです!
はじめに
24時と同時に電子書籍を購入して3時までずっと熟読してました!面白くてページを捲る手が止まりませんでした。土曜が発売日だったので、次の日仕事でなくてよかったです(笑)
今回は出来事としては『2学期末筆記試験』『新生徒会発足』『万引き事件』がメインで綴られていました。伏線回収などのスッキリするような展開は無かったですが、人間関係や成長の描写がとにかく面白かったです!
一之瀬推しは特に楽しめたのでは無いでしょうか?
表紙は8巻で登場し、綾小路と同じグループになった2年Dクラスの渡辺と網倉です
渡辺がもう少し平凡な感じだと思ったら少しだけチャラかったのと、網倉は可愛い!o(´∇`*o)
9巻を読んだ感想について記載していきたいと思います!
引用元:MF文庫J公式HP(製品情報 | MF文庫J『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』)
あらすじ
「やっぱり一之瀬さんはAクラスに上がること諦めた、ってことなのかな」
修学旅行も終了した12月、2学期最後の特別試験・協力型総合筆記テストが発表される。
内容は1人ずつ交代で試験問題を解き、最終的にクラス全員で全100問のテストを解くというもの。堀北Bクラスは坂柳Aクラスとの対戦となる。
試験準備が始まる中、南雲が次期生徒会長を決めると宣言する。2年生の生徒会メンバーは堀北と一之瀬。立候補を問われるも一之瀬の意思は生徒会自体を辞めるというものだった。
新たな生徒会メンバーの確保という問題の他、鬼龍院を狙った万引き偽装事件も発生し、生徒会周辺も慌ただしくなっていく。
『無理してないから。……私も、綾小路くんに会いたい……』
学園黙示録は新たな混沌へ――。引用元:MF文庫J公式HP(製品情報 | MF文庫J『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』)
※当記事はネタバレが含まれますので、まだ未読の方はようこそ実力至上主義の教室へ2年生編 9巻を読み終わってからご覧ください!
感想
南雲との直接対決の行方
今回の生徒会の代理選挙でついに南雲との対決か!?と思いきや一之瀬の辞退で頓挫してしまいました。
綾小路:退学
綾小路も退学を賭けていたので真剣勝負が見れるかなとはちょっと期待してしまいました!2000万ポイントを簡単にゲットしてしまうのも面白みに欠けますからね
南雲は3年生の大多数を味方に付けていると自負していたため、勝利への確信がありましたが、今回の9巻を見る限りは南雲は結構3年生からも反感を買っているようなので、そこを綾小路が暗躍して票をかっ攫う展開が目に見えていましたね(´・ω・`)
予想はできても南雲の鼻っ柱をへし折るところは見たかったです(笑)
©ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編 4巻
もうすぐ南雲は卒業してしまいますが、残り3学期で直接対決する機会がほとんどないですね。綾小路も1回だけ勝負するという約束は守るとは思うので、学年の垣根を越えた最後の特別試験などで対決が見れることを期待したいと思います!
堀北先輩の時と同じようになんだかんだ決着がつかずに終わってしまうような気もしますね・・・
新生徒会発足
- 会長:堀北
- 副会長:櫛田
- 書記:七瀬
この顔ぶれは予想していなかったです(笑)
一之瀬が離脱することがそもそも予想外ですし、櫛田がまさか堀北と同じ生徒会に入るとは、と驚きました:(´◦ω◦`):
櫛田を入れるためにあのプライドの高い堀北がまさか土下座までしてしまうとは・・・
土下座しない方向へ立ち回ろうとしていましたが、そこは櫛田の方が上手でした
しかし、1年生編の体育祭で堀北が嵌められた時のことを思い出しますがあの時の堀北だったら絶対にプライドの方が勝ってやっていなかったですね
前巻まで少し怪しさもありましたが、七瀬は今回はただただ可愛らしかったです♪
七瀬と表櫛田は仲良くなれそうなので、表面上は生徒会は賑やかになりそうですね!
今後の学校運営でどんなイベントを企画していくのかが楽しみです。堀北が考えるイベントだとどんなものになるのか全く想像できないです。。。
2年Dクラスの団結
○姫野
○網倉
○渡辺
○浜口
○綾小路
綾小路が混ざっていてももう違和感ないですね
綾小路が少しフォローに回って、神崎の欠点にも他の人が指摘し合い、姫野も自分の思いをぶつけたりとかなり良い方向へ進んでいるようには見えるので、綾小路としてもこういう伸びしろがある方がやりがいもあるのかなと思ってしまいますね
今の2年Bクラスは完成されすぎていて『成長』という意味だともう無くなっていってもしまっているので、その点も踏まえると2年Dクラスに綾小路の存在はしっくりくるものがあります!
徐々に神崎と思いを同じにする人が集まり団結力が高まるクラスを見ていきたいですね。最後に立ち塞がるDクラスのラスボスは柴田なような気がします(笑)
一之瀬の覚醒
9巻はとにかく一之瀬の一挙手一投足に目が離せませんでした!
休日デート
綾小路との休日デートは初々しさがあってニヤニヤが止まりませんでした
ジムでの無防備な一之瀬のもいいですし、網倉のタイプを聞いた途端の態度の変化が面白かったですね(笑) ここまでまくし立てて迫る一之瀬の姿を初めて見ましたが、嫉妬からくるものなのがまた良いですね~o(○´ω`○)o
お家での密会
我慢できず綾小路の家まで会いに来た一之瀬。
軽井沢という彼女がいる綾小路との決別かと思いきや、彼女がいたとしても絶対に振り向いて見せるという略奪愛の宣言をして驚きが隠せませんでしたね。。
他人を第一に優先する一之瀬が我を通し始めその変化に喜ぶべきか、悲しみべきか(´・ω・`)
自分の主張をするようになり人間味が出てきたので、そういった点で私は親近感が今まで以上に湧いてしまいますね。
軽井沢と一之瀬
ジムから一之瀬と綾小路が出てくる写真を見て消沈な軽井沢に綾小路とは何もないと断言する一之瀬を見て、やっぱり優しさは残っていたのかと安堵しかけましたが。。
『安心して軽井沢さん。本当だよ、綾小路くんとは今はまだ何もない』
『今はまだ、ね』
これは怖すぎる:(´◦ω◦`):
綾小路と会うために香水を付けているのも本気が見えますね!
裏表を使い分けられるようになった一之瀬は強敵です
龍園/坂柳に一目置かれる
今までは敵とすら認識されていなかった一之瀬がついに脅威として意識されるとはよう実をずっと見てきて予想していなかったですね
綾小路が裏で操りクラスを底上げするという展開は予想していましたが。。綾小路への恋愛感情による一之瀬の覚醒ではあるので、綾小路が暗躍しているとも言えなくはないですね(笑)
予想外の事態に戸惑いを隠せない龍園と坂柳の姿は痛快でした♪
以下、挿絵の一之瀬の目が見えていないのが良いですね。この時の一之瀬の表情を見てみたいです!おそらくハイライトは消えていますね(笑)
打算的にな一之瀬は彼女である目障りな軽井沢を今後どうしていこうとしているのか考えただけでゾッとします。。
引用元:MF文庫J公式HP(製品情報 | MF文庫J『ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編』)試し読み
8巻の修学旅行で寒空の中、抜けだしたのが本能的に綾小路に会うための行動だったという描写が鳥肌が立ちました:(´◦ω◦`):
元から推理力などは人並み以上あった一之瀬ですが、予知能力のように覚醒しているような感じですね!
本当に9巻の一之瀬はドキドキさせられましたo(○´ω`○)o
その他キャラの動向
橋本の小物化
姫様(坂柳)の考え方とのズレが出てきている橋本ですが、龍園のような盤外戦術が好みらしく龍園クラスの方が合っていそうです。
2000万ポイントを集めて別クラスに移動することは困難だと思われるので、Aクラスの中でスパイ的な立ち回りで場を乱すようなキャラとなりそうですね!
橋本位の実力だと先読みされてあまり影響を及ぼさないかもしれませんが。。
石上ビジュアル公開
ついに挿絵に石上が登場しました!
どちらかというと桐山のようなキャラを想像していましたが、めっちゃイケメンでしたね!強キャラ感が滲み出ていました!
綾小路(父)先生との関係もありそうなので今後綾小路と互角に渡り合えるほどの実力があるのかなど楽しみですね
考察
綾小路のクラス移動はほぼほぼ確定と考えています。
クラス移動の手段ですが、
①南雲会長から2000万ポイントもらう
②特別試験でクラス移動チケットを使用
③一之瀬から2000万ポイントもらう
あたりですかね。
①については今回の9巻で南雲は私利私欲でポイントを使わないことを約束したので、かなり可能性は低くなりました。この約束を反故にしてしまうと小物化してしまうので、南雲の対決があったとしてもポイントを賭けた戦いにはならないでしょうね
②は、1番可能性は高いですね。
2年Bクラス(堀北 ):1035pt
2年Cクラス(一之瀬):705pt
2年Dクラス(龍園 ):634pt
おわりに
メインイベントである筆記試験や生徒会事件は盛り上がりに欠けましたが、人間関係の描写が本当に楽しめる巻となっていました。。
3学期での一之瀬の『介錯』がどのような意味なのかが気になるところではありますが、幸せにはなって欲しいです!
あとがきであるとおり、次巻は冬休みなので9.5巻ですかね
10巻以降は壮絶な展開が待っているようなので次の巻で小休憩してから望んでいきたいと思います!
もう主要キャラが絶対誰か退学になるでしょ。と考えていますが、読んだ後の虚無感に耐えられるか心配です(´・ω・`)
皆さんも同じ気持ちだと思いますが、次の巻が待ちきれません!!
2年生編も是非アニメで見たいので今後も『よう実』を応援していきましょう
その他、よう実の感想は以下です(0巻含む)