はじめに
どうも。Rabbitです。
個人的にギャンブル漫画では1番面白いと思っている『ジャンケットバンク』の感想になります!
心理戦・ギャンブル作品が好きな方にはおすすめです
→嘘喰いで梶と獏の二人のコンビが好きだった人にはこの作品も刺さるんではないかと考えます。
圧倒的な暴のようなものはなく、若干ベクトルが違うかもしれませんが雰囲気は似ていると思います!
変わり者だらけのギャンブラーの金や生への執着が見所です!
あらすじ
本性を現した難敵・雛形、真経津は策を講じるも、リードを保たれたままゲームは終盤戦へ突入する──。更に特別業務部第五課が現れ、物語は予想外の方向へ──。
第4ゲーム『ジャックポット・ジニー』終幕!!引用元:田中 一行(2021),ジャンケットバンク 4 (ヤングジャンプコミックス)
ジャックポット・ジニー
ルール
・6枚の手札を使用
内訳
4枚存在する金貨のカードは手持ちの金貨を4倍にする
1枚存在する盗賊のカードは相手の金貨を50%奪う
1枚存在する魔人のカードは相手が盗賊のカードを出した時だけ相手の金貨を90%奪う
・各対戦での手札選択は5分以内
・5分を超えた場合遅延行為とみなして即失格
・3ラウンド制
勝利条件
①②いずれかを満たしたとき
①3ラウンド終了時に相手より多くの金貨を所持
②対戦相手の死亡
敗者のペナルティ
手持ちの金貨を頭上から全て被ること
金貨の枚数が多ければ圧死する可能性が上がります
賞金
3億円
対戦カード
銀行員 御手洗(私語禁止) & ギャンブラー 真経津
VS
銀行員 土屋田 & ギャンブラー 雛形
感想
銀行員 と ギャンブラーがタッグを組みギャンブルを行うこの作品。
一癖も二癖もあるキャラばかりで始まったジャックポット・ジニーの3巻ラスト
土屋田の完璧(笑)だと思われた作戦を裏を読んだ真経津のさらに裏を読んだ雛形。
自分が全て支配していると思い込んでいた土屋田から出てきた「・・・は?」が哀愁漂っていました。
4巻からは土屋田は完全に借りてきた猫=^_^=
3巻の最初の高圧的な態度では、絶対好きになることがないキャラだなと思っていましたが、怯えている表情が可愛く見えてきてしまいました(笑)
やっぱりギャップって良いですね!
雛形の実力が圧倒的で金貨の枚数が差がどんどんとついていきます。
主人公が勝つと思いながら読んでるので、「これ、どうやって逆転するの?」と考えながらページを捲りました。
3ラウンド終了時でこのゲームの隠された勝利への道が明らかに!!
※ネタバレになるので勝利方法は伏せます。
この勝ち方は予想できなかったですが、伏線の張り方が本当にうまくて感心してしまいました。
色々なギャンブル系の漫画を読んでましたが、オチが読みづらく驚きを提供してくれるので純粋に楽しいです。
また、他にないような銀行員 × ギャンブラーという異色の組み合わせははオリジナリティがあります。
まだ読んでない方がいれば是非手に取っていただきたいです!!
5巻からは銀行員の各部署の戦いも熾烈になっていき、どんな高度な心理戦をみせてくれるのか今から楽しみです♪
5巻感想はこちら☟